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三吉氏一族の墓[畠敷]
岩屋寺から林道を西に200m行くと、比叡尾山城主三吉氏の菩提寺だった光(高)源寺跡がある。
墓所は林道脇から3m登ったところに石垣が一部残った二段の平地があり、数十基の五輪塔や宝篋印塔がある。
とりわけ大きいのが14代三吉隆亮の墓(後世に作られたもの)で、11代豊秀の妻で、”華屋栄春”と刻まれた塔があるが、他は明らかでない。
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岩屋寺[畠敷]
中央のお堂が本堂で、本尊の十一面観音・千手観音・聖観音や不動明王像などが安置されています。
その右手に三吉氏・浅野氏歴代の位牌を祀った位牌堂、左手に再建された護摩堂が並んでいます。
岩屋寺は備後西国三十三ヶ寺の十七番札所でもあります。
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岩屋寺山公園[畠敷]
岩屋寺から歩いて5分のところにあり、地元の王和会が整備した手作りの公園。
六角堂の展望所などがあり、真下に広がる八次地区の町並みや三次盆地の眺めは絶景。
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粟屋隆信の墓[畠敷]
15代城主三吉広高は若いころ戦のときなど粟屋(三次市)の勝山城主で叔父の粟屋隆信に助けられていたが、成長した広高は隆信を恨み、比叡尾山城内で暗殺した。
隆信の墓は、岩屋寺山公園に祀られている。
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光源寺屋敷跡の大エノキ[畠敷]
昭和40年代までは屋敷があり、牛をつないでおく木でもあった。
編集・発行/八次地区連合自治会文化振興部会
2013年11月(改訂)
これは小冊子をネット向けに編集したものです
小冊子は八次コミュニティセンターにあります
